今日は、朝から溜まっていた用事をどんどん済ませ、ちょっとお疲れモードでした。



少し仮眠を取って、夕方からNECのM・Yさんのレッスンです。




しかし、私はなぜか激しい肩こりと頭痛がして、とうとう首が回らない状態でレッスンを開始しました。

もちろん、音色も最悪。

こんな音、先生じゃない!!って自己嫌悪になりつつも、でもお仕事なので、演奏しました。



M・Yさんは、発表会のソロでヘンデルのフルートソナタ5番(C:)を演奏されます。

早速練習してみました。

バロック独特の奏法がまだ、出来ていないので、カッチリ&キッチリ吹くことをお話しました。

少し、付点のリズムの時に、息を抜く癖があって、「どの音にも、均等に息を入れてくださいね。付点のリズムも、甘くならないようにしてくださいね♪」とアドバイスをしました。

でも、しっかり練習をしてこられているので、少々高度な要求をしても、演奏が崩れません。



やはり、練習時間が少ないと、高度な要求をしたときに、演奏が崩れたり、動揺の色が伺えます。

顔色一つ変えずに、私の言った事を忠実に再現しようとされる姿に、感動をしました。



さて、合奏のカノンですが、こちらも、しっかり吹き込みがされているので、大きく崩れることはありませんでした。



現在、練習の鬼NO2の、Y・Hさんが結婚準備でお忙しいので、なかなか余裕が無い今日この頃・・・このM・Yさんが練習の鬼・新NO2の座に座る日も、そう遠くないようです。



レッスンの途中で、私が首を痛めていることを知ると「先生、温泉に行きますか?」と誘ってくださり、急遽、割と集まりやすいメンバーに声をかけてみました。

しかし、他のメンバーは仕事や所用があるようで、結局私とM・Yさん、史紋の3人で出かけることにしました。



今回の目的地は「湯本温泉」です。



湯本は、11時まで営業しているし、入浴料が140円なので、お得です☆☆☆

前回M・Yさんと、「恩湯」に行ったので、今回は「礼湯」に行こう!と、意気揚々出かけました。



駐車場に車を止めて、上り坂を1分くらい上がっていきます。



不思議な上り坂

※写真中央は、青い長靴を履いた史紋。



薄暗い上り坂の途中に、少しだけ照明があり、細い上り坂の脇には、木立と石垣があります。

木立の間から、突然蛍が飛び出してきたり、冷たい爽やかな風が、さっと頬をなでて通り過ぎます。

まるで、宮崎駿の映画の世界のようです。

トトロや千と千尋の神隠しの世界観が、そこにはあります。



不思議な坂道を上がると、どんな不思議な温泉が待っているんだろう・・・って、ドキドキしながら「礼湯」に到着しました。




礼湯


さっきまでの、薄暗い雰囲気とは打って変わって、明るく新しい、清潔感のある温泉でした。

「不思議」を期待していたのですが、突きつけられたのは、厳しい現実でした・・・。

自動ドアを開けて、入ろうとすると「すみませ~ん、もうすぐ閉店です。もっと早く来てください。」と、やる気の無い声で言われました。

張り紙を見ると「当温泉は、9時までです」と書かれてありました。


あはは・・・。

閉店じゃ仕方ない、と言うことで、3人は、元来た坂道を下っていきました。




結局、入ったのはいつもの「恩湯」でした。




恩湯


お湯は、一緒なので、どちらでも良かったんですけどね。

でも、先日Sさんと一緒に行ったときは、たまたま「恩湯」が休みだったので、10時過ぎていても入れたようです。

なかなかご縁の無い「礼湯」です。



お風呂を楽しんだ後、隣接している音信川(おとづれがわ)遊歩道を散歩しました。



時間が遅かったので、蛍は草むらにじっとしていました。

でも、川のせせらぎと、蛍の光って・・・人の気持ちを優しくしますね。

とっても素敵な、夜のお散歩が出来ました。



素敵なお湯に癒され、蛍を見て、大満足な一日でした。